原油高で灯油などの暖房費の負担が重みを増す中、湯たんぽの売れ行きが伸びている。お湯を入れるだけの省エネ性に加え、肌が乾燥しにくいという特徴もあり、特に女性の間で人気が高まっている。百貨店でも、やや高級な湯たんぽを品ぞろえに加える店が増えている。
東急ハンズ新宿店(東京都渋谷区)では、3年ほど前から湯たんぽ人気が静かに高まっていたが、今年は昨年の5割増しの売れ行きだ。ポリエチレン製(846円)から純銅製(1万4175円)まで、約30種類をそろえる。売れ筋は容量500ミリリットルの「Co(こ)たんぽ」(2625円)など小型の商品で、「若い女性が職場の机の下に置き、足元を温めるのに利用する」(売り場担当者)という。
湯たんぽというと、「古臭い」とか、「お湯入れるのめんどくさそう」といった声が上がるだろうが、今のこの地球の状態を考えると、やはり省エネという点において役立ちそうなものである。また、最近では企業も、灯油の値上がりから、湯たんぽに目をつけ、ゴム製のものも開発したそうだ。和風ファッション雑貨をデザインしている会社が開発したもので、カバーデザインも29種類と、今までの金属や陶器の湯たんぽとは違った“新しさ”を見せ、地位を確立しつつあるようだ。また、オフィスなどでの使用も目立ってきているとのことである。
今後、よりいっそう寒さが厳しくなってくるのかもしれないが、体をあったかくし、省エネも出来るという一石二鳥で、世間にもっと浸透してほしいものである。
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